「売れる商品を開発したい」と誰もが考える中、
一握りのヒット商品になり、長く生き残るためのメソッドが御社にはありますか?
年間多くの商品が発売されている中、発売日に終売日が決まっている商品がざらにあるほど、現在の市場環境は激化しています。技術開発が進み、開発側の視点では斬新な商品でも、生活者にとってはお金を払ってまで享受したいコト・モノではないケースが頻発しています。
これらの改善には、生活者の声やリサーチデータに対し客観的視点での解釈・分析が必要であり、生活者をはじめ、流通バイヤーや自社内の承認ステップにおける各ステークホルダーに対し、納得性のあるコミュニケーション・ストーリーの提示が必須です。
このスキルの習得は非常に難易度が高く、人材確保(成長)に時間を要するため、上記を加味し、ヒット商品を創出するストーリー設計スキルを持つマーケターとの共同開発が近道です。
ヒット商品とはなにか?
マインドシェアが考える商品開発とは、生活者のニーズにフィットし、市場や競合商品が未だ満たしてこなかった生活課題を解決するツールを生み出すことです。
“競合”は同一カテゴリにかかわらず、全く畑が違うジャンルであることもしばしば発生します。その大前提の中、「ヒット商品」とはマンネリ化した市場やカテゴリにイノベーションを起こした上での産物と考えます。
成熟した市場環境では「良い商品」というだけでは平凡であり、そのほとんどが短期間で消えていくことでしょう。
マインドシェアは長年の経験と生活者の家計環境、トレンド・ニーズの観察と、クライアントの資産・素材・保有している商品群から、どう生活にイノベーションを起こすか?という視点で商品開発を行います。
日常のふとした不便がヒット商品開発のカギ
マインドシェアでは年間5,000名以上の生活者の生の声を聞いており、性別や年齢にかかわらず日々の生活不満・課題のデータを蓄積しています。
一方、生活者の満足の声の中にも、何かしらの不便や潜在的不満が隠れているケースも多く、これらをどう見つけ、どう解決するかという議論がルーティーンワークとして行われ、率直な「こんな商品やサービスがあったら良いね」を重要視しています。
議論のきっかけとしてはマーケティングプロデューサー・ディレクター自身の日常的な生活課題もヒントになっており、実際に担当する業界や商材は漏れなく体験し、一生活者として「どう感じるか」とその理由を具体化します。
まずは自身が(あるいは自身の周りのターゲットが)どう感じるか(感じそうか)を率直にアウトプットするため担当している商品においても「全く買いたいと思わない」「全く便利に感じない」などの辛辣な意見も頻発します。
そういった体験をたたき台に「どうすれば欲しくなるか」を多角的視点から考え、最終的にどう生活の中で立つのか(購入する際に購入後のイメージをどう持ってもらうか)から逆算し、商品開発をサポートしています。
商品開発業務イメージ(一例)
■開発与件がある場合(例)
- 与件・開発要件の共有(クライアント⇒マインドシェア)
- プロジェクト設計・提案(マインドシェア⇒クライアント)
- 保有データの共有
- 仮説の構築
- 検証調査
- 仮説のブラッシュアップ案の提案
■開発与件がない場合(例)
- ターゲットなど商品開発する場合の条件の共有(クライアント⇒マインドシェア)
- プロジェクト設計・提案(マインドシェア⇒クライアント)
- 簡易仮説の構築
- 簡易仮説を用いた生活者ニーズ把握調査
- 4を基にした具体的な商品仮説構築
- プロダクト開発等(クライアント)
- 市場ボリューム検証
- 商品の受容性検証
- 最終ブラッシュアップ・商品化
- 販売ストーリーの策定