クライアントの購買データ・過去調査データや起案資料等を再読み込み・分析し、セカンドオピニオンとしてマインドシェアが考えるマーケティング戦略を提案
事業目標の達成や課題解決を実現するには、マーケティング戦略・戦術をストーリーとして練り上げるスキルが必要不可欠です。
特に、昨今は消費者の価値観やライフスタイル、購買様式が目まぐるしく変化し、また企業内では短期間で成果が求められる状況にあり、ブランドや商品を中長期で育成し事業拡大を目指すストーリーを描くことはより難易度が増しています。
このような中、現場ではこの戦略デザインスキルを有する人材が圧倒的に不足しており、その結果、戦略不在・不備が原因による収益悪化やブランド・商品の価値毀損といったリスクが大きくなっています。
マインドシェアのセカンドオピニオンサービスは、売り場(現場)のコミュニケーション(例えば、POPに何を描けば売れるようになるか?)から事業課題の解決に至る「勝つマーケティング戦略・戦術」をデータや顧客インサイトから導くスキルと豊富な経験を有したマーケターが」もし、クライアント社内のマーケターであったらどう考えるか?」という視点で、既存ファクトや情報の再分析からアイディアの考案までを短期でアウトプットいたします。
マーケティングにおけるセカンドオピニオンの価値
マーケティング領域におけるセカンドオピニオンの価値を一言でお伝えすると「新しい視点の獲得による戦略のクオリティの向上」です。ここでは新しい視点の一例をご紹介しましょう。
1つ目は事実データの解釈です。
マーケティングの課題として「事実データ」を「どのように分析・解釈して戦略に結び付けるか」が挙げられます。
一般的なリサーチ会社では、事実を導くことをゴールとしているため、事実・実態は見えるものの、その事実をどう解釈してマーケティング戦略・戦術に結び付けるかについては、リサーチ会社の範疇を離れ、各企業マターで行います。
しかし事実データの「解釈」の振り幅が大きいため、業界の常識やカテゴリ傾向に紛れ、重要なシグナルを見逃すことも多く、客観的な立場での妥当性の高い解釈を導く必要があります。
マーケティングにおいても客観的立場のセカンドオピニオンが同様の事実データを分析した際、どのような解釈でマーケティング戦略をアウトプットしたかについて比較することで、自社の戦略の妥当性を検証することができます。
仮に自社の戦略とほぼ近い場合、客観的な視点でも戦略の妥当性が確認できたため、スピーディーに実行計画に進むことができ、全く異なる場合は解釈が分岐した地点まで戻る、あるいは複数の仮説候補を用いて最も可能性の高い戦略案を導出することができます。
2つ目は自社視点からの脱却です。
業界やカテゴリ、自社概念が必要であり重要視すべきですが、一方でマーケット・顧客視点とのバランスが欠如しては成り立ちません。
自社内でこの両方を兼ね備えることは非常に難しく、このチェックや新たな視点・アイディアを取り入れ、生活者視点での有望なマーケティング戦略・戦術策定を行うためにセカンドオピニオンを活用することで好転しているケースが増えています。
近年マインドシェアでも、このマーケティング戦略のセカンドオピニオン業務が急増しており、大手企業の有名ブランドの戦略サポートを行っております。
業務フローイメージ
- ブランド・商品の経緯、状況、課題の情報を棚卸し(クライアント⇒マインドシェア)
- プロジェクト設計・提案(マインドシェア⇒クライアント)
- 販売データ・過去調査データ、起案資料等の共有(クライアント⇒マインドシェア)
- 読込(1W~)
- 分析・戦略仮説の考案(2W~)
- 戦略仮説の提案
- (必要があれば)戦略仮説の検証調査