この学校になんとしても入りたい! 学生に愛される学校ブランドを構築し、入学者数増加を実現
クライアント | 私立高校 |
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目的 | 「誰でも入れる学校」から「なんとしても入りたい学校」への 脱皮を図り、入学者数を増やしたい。その為の基礎データを収集し、それをもとに学校ブランドの再構築を図りたい。 |
業務サポート領域 | ・ステークホルダー調査 ・生徒、保護者満足度調査 ・授業評価 ・授業ノウハウブック制作 ・VI・BIの政策 |
クライアントは、学校のブランドイメージを「誰でも入れる学校」から「なんとしても入りたい学校」へと転換し、入学者数を増加させることを目指していました。マインドシェアは、ブランド再構築の全プロセスにわたり、コンセプト構築から体現化まで一貫したサポートを提供し、目標達成に貢献しました。
コンセプト構築から体現化まで一貫したサポート
<フェイズ1. 自校の分析>
まず、中学3年生、その両親、学校周辺の住民、高校教師、そして在校生など、学校を取り巻くあらゆるステークホルダーに対してアンケート調査を実施しました。この調査では、競合校と比較した際の自校のポジションや、学校の外部からの見え方を把握しました。これにより、学校が目指すべき方向性を明確化し、ブランド戦略の土台を築きました。
<フェイズ2. コミュニケーション・コンセプト構築>
次に、フェイズ1で得た洞察をもとに、コミュニケーション・コンセプトを構築しました。このコンセプトは、学校として提供するブランド価値を明確にし、それをどのように伝えるかを策定。目指すべき学校像に基づき、受験生や保護者に魅力的に感じてもらえるメッセージを設定しました。
<フェイズ3. ビジュアルへの反映>
ブランドコンセプトを視覚的に具現化するために、学校のビジュアルアイデンティティを再設計しました。これには、学校名や校章、制服のデザイン変更が含まれ、学校の新しいイメージを視覚的に強化する取り組みを実施しました。これにより、学校が目指す新しい価値観を、外部にわかりやすく伝えることができるようになりました。
<フェイズ4. 行動指針の策定>
学校職員がブランドコンセプトを日々の業務で体現できるよう、具体的な行動指針を策定しました。この行動指針は、教職員がブランドの一貫性を保ちつつ、日常業務の中で実践できる内容にしました。これにより、学校全体が一体となってブランドイメージを強化できる体制が整いました。
<フェイズ5. 検証・改善>
コンセプトの体現が効果的に行われているかを確認するために、生徒や保護者の満足度調査や、授業評価アンケートを定期的に実施しました。このフィードバックに基づいて、コンセプトの改善点を洗い出し、さらなる最適化を図りました。調査結果を元に改善を繰り返すことで、ブランドの一貫性を保ちながら進化させることができました。
成果を調査で測定し、更にブランド価値を向上
コンセプトメイキングからブランディング、そしてコンセプトに合わせたデザイン設計や行動指針設定を一貫してサポートした結果、入学者数upを実現。各種調査をサポートすることで定期的に成果を測定。より高次元な満足度の向上を図っています。