ハイブリッド形式の社員総会

◆リアルとオンラインを融合させたハイブリッド開催のリスクヘッジを徹底

コロナ禍において、クライアントは社員総会をオンライン配信のみで開催していました。しかし、今回は初めてリアルとオンラインを融合させたハイブリッド形式での開催に挑戦。このプロジェクトでは、全体設計やコンテンツ企画の段階からクライアントが懸念していたリスクを事前に洗い出し、1つ1つ丁寧に解決していきました。特に、ハイブリッド形式は他の開催形式に比べて技術的・運営的な難易度が高く、不確定要素も多いです。そのため、徹底的なリスクヘッジを行い、安定した運営と配信を実現しました。

◆オープンセミナーの開催

従来の社員総会は、法人会員のみが参加できるクローズドセミナー形式で行われていました。しかし、クライアントから「今後、新規の法人会員を増やしたい」「潜在的な会員となり得る法人にもアプローチしたい」という要望を受け、私たちは新たな取組としてオープンセミナーを提案しました。

このオープンセミナーは、業界団体としての役割を強化するための重要な一手となりました。従来接点がなかった法人を招待し、興味を持ってもらうことを目的に企画。また、次年度に新規加入予定の法人会員に講演を依頼することで、現会員との接点を強化する狙いもありました。この取り組みにより、社員総会が単なる報告・協議の場に留まらず、新規会員獲得と既存会員との関係強化を両立する場へと進化しました。

◆参加者満足度93%の実現

このプロジェクトの結果として、参加者満足度93％を達成。リアル参加者・オンライン参加者の双方から高い評価を得ました。特に、オープンセミナーに参加した法人からは「今後もこういったセミナーを継続して開催してほしい」というポジティブなフィードバックが多く寄せられました。参加者からの満足度の高さは、クライアントにとっても大きな喜びとなり、成功を確信する結果となりました。