多くの訴求ポイントのから最も重要なポイントを絞り込み、 製品イメージと効果を視覚的に表現したロゴ制作

製品イメージと効果を視覚的に表現したロゴ制作
クライアント 旭化成ケミカルズ株式会社(化学素材メーカー)
目的 アジアを中心とした海外での
・ブランディング
・販売促進
課題 醤油製造工場向けの膜濾過システムというニッチな製品。
日本国内での市場は飽和状態だが、世界的に日本食がブームから日常的な存在に変わりつつある中、世界市場でのブランディングと販売促進のために、敢えてロゴ制作を決断。
専門性を優位性とするために一目で醤油製造用のシステムであることがわかるデザインが求められた。
業務サポート領域 製品ロゴマーク/ロゴタイプの企画・制作

伝えたい要素を絞り込むことでポイントが明確になり伝わりやすいロゴへ

制作したロゴマーク

当初の要望は、アジアを中心とした海外に一目で製品特徴を理解させるために、多彩な要素を盛り込んで欲しいというものでした。
醤油製造をイメージさせる、原料の大豆や小麦を盛り込む、濾過の効果を表現する、環境に良いことも伝える……。
しかし、多くの要素を投入してしまうと、デザインのインパクトが弱くなり、伝えたいポイントが却って伝わりにくくなってしまうことが懸念されます。
そこで、それぞれの項目に特化したデザインのバリエーションを豊富に用意し、最終的に最も表現したいポイントを絞り込んでいきました。

ロゴ制作において最も重要なことは「醤油製造システム」としての優位性であることを確認

多彩な訴求ポイントの中から、最終的に最も重要な項目を絞り込むミーティングを重ねた結果、「醤油製造システム」としての優位性であることを引き出しました。
そこから、再びロゴデザインのバリエーションを提示し、絞り込みを行いました。

アジアには漢字文化圏が広がっており「醤油」の文字が認知されていること、凝ったデザイン性よりも文字としての判読性を優先すること、膜濾過の効果をどのように表現するか等、配慮すべき点を明確にしていった結果、決定稿が選出されました。

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カテゴリー: BtoB