ターゲット層のお客様が新商品を体験し “お客様の声”を商品開発部署から営業現場に動画で提供
"お客様の声"を商品開発部署から営業現場に動画で提供
クライアント | 大手ハウスメーカー |
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目的 | 社内コミュニケーションの改善により営業効率を向上。 |
課題 | 商品開発の意図や思想を営業現場がなかなか理解してくれない。 |
業務サポート領域 | ママ記者派遣(※) 座談会 動画制作 (※)「ママ記者」とは子育てママのためのサイト「ママこえ」の会員のママがママ目線での取材・記事作成を行うものです。新商品発表会やサービス提供現場に訪問し、リアルなママの声を伝えます。 |
営業現場はお客様の声を重視し、商品開発の意図や思想が伝わらないケースが多くあります。ならば、お客様の声を営業現場へ届けましょう、という転換発想を提案しました。
「営業現場をわかっていない」営業の不満を解消する社内コミュニケーション策
営業現場と商品開発部署の意識のかい離とコミュニケーションロスは販売効率の低下を生み出します。特に営業現場は商品開発部署を「営業現場をわかっていない」と評することが多く見受けられます。その不満を解消するためには営業が理解しやすい情報発信が必要と考えました。
「ママこえ」のママ記者が新商品を体験。リアルな反応を商品開発部署が取得
商品開発部署からの情報発信方法を改善するために「ママ記者」を派遣しママ会を開催。ターゲット層である子育てママに商品説明を行い商品見学を実施しました。実際にママにキッチンに立ってもらいましたが、子どもたちが周りを走り回ったりなど、キッチンの中と外のママの反応の把握に努めました。
見学直後にママ会座談会を開催。参加者同士で情報共有し深く意見を引き出す
見学中だけの反応だけでは取得できる情報は表層的すぎるため、会場を移してママ会座談会を開催。リラックスした雰囲気でフランクに情報を交換してもらいました。反応の裏側にあるインサイトも把握することで、営業現場にも伝わるターゲットのニーズやシーズが具体化し、これらをまとめてレポートしました。
営業現場へは動画で情報を提供。生の反応を伝え、納得感のある営業を開始
取得した情報を動画で提供。スペック情報だけではなく、感想コメント、反応の表情を営業現場に届けることで、営業現場は商品を理解すると同時に、自らの営業シーンを予めシミュレーション可能に。商品開発部署が営業現場に歩み寄ることで成果を生み出す実例です。
※一部画像にぼかし処理をしています