STPマーケティングで、ターゲットに効果的に響くコミュニケーションを検討。確実に売れるように計算されたパッケージデザインでシェアを奪回
クライアント | 健康食品メーカー |
---|---|
目的 | 類似商品の台頭によりシェアが低下傾向にあるため、パッケージのリニューアルによって売上upを図りたい。そのために、ターゲットを明確化し、適切なコミュニケーションを行いたい。 |
業務サポート領域 | ・購買者嗜好調査(Web定量調査) ・STPの再整理 ・パッケージ開発(複数案) ・パッケージ受容性調査(グループインタビュー) ・コミュニケーションチャネルと訴求ポイントの整理 |
類似商品の台頭によりシェアが低下傾向にある商品に関して、パッケージのリニューアルによって売上げ拡大を図りたいとのご依頼。
単なるパッケージ改善だけでは売上拡大が難しいため、STPを再整理し、「誰に何の価値をどう伝えるのか」を再考することをご提案。ターゲット層を改めてしっかりと把握することからコミュニケーションの方向性検討までをサポートしました。
生活者を食意識によってタイプ分類し、見込みターゲット層を選定
生活者が「食」に対してどのような意識を持ち、どのような観点から商品選択を行っているのかが不明のまま、思い込みや思い付きなどの感覚でパッケージをデザインしても、それが購買に結びつく保証はありません。そこで、まずは生活者と商品購入者にWebアンケートを行い、食に対する嗜好性別に生活者を4つのタイプに分類しました。不特定多数の人に売るのではなく、商品を購入する確率が高い層を特定し、その層をメインターゲットに据えたうえで、確実に「売れる」ためのパッケージを画策していきました。
ターゲットに刺さるパッケージデザイン案を作成
選定したターゲットの嗜好性に合わせ、その層に最も効果的に響くコミュニケーションワード・デザインを想定した後、パッケージデザイン案を複数案制作しました。更に、その複数案のパッケージデザインをグループインタビューにて提示し、更に響くコミュニケーションに昇華させます。グループインタビューにおいては、単純なパッケージの良し悪しだけではなく、ターゲットの人物像や食嗜好、買場での購入選択時の特徴といったインサイトの詳細を理解し、デザインへの反映を行いました。
コミュニケーションチャネルと訴求ポイントの整理
パッケージデザインの作成においては、定量調査と定性調査の評価だけでなく、店頭やECなど展開チャネル特有の伝わりやすさ(伝わりづらさ)も考慮し訴求ポイントを整理。結果、「単なるデザイン制作ではなく、確実に売れるように計算し尽くされたトータルサポートをしてくれた。」とご満足いただきました。